画像にマウスを乗せたときに「浮き上がる」ような視覚効果をつけるCSS
画像が画像にマウスを乗せたときに「浮き上がる」ような視覚効果、ようするにアニメーションだな。
結果はこちら。これをプラグインを使わずにやります。

まずはCSS。追加CSSに以下をコピーしてペースト
.hover-rise {
display: inline-block; /* 画像サイズに合わせてボックス化 */
transition: transform 0.3s ease, box-shadow 0.3s ease;
/* スムーズな動きにする */
}
.hover-rise img {
display: block; /* 余白削減のため */
max-width: 100%; /* レスポンシブ対応 */
height: auto;
transition: transform 0.3s ease;
}
.hover-rise:hover {
transform: translateY(-8px); /* 上に浮かせる */
box-shadow: 0 12px 20px rgba(0,0,0,0.15); /* 浮遊感を演出 */
}
.hover-rise:hover img {
transform: scale(1.03); /* 少し拡大も入れるとよりアニメーション効果が際立つ */
}
あとは画像を挿入して、ブロックの追加CSSに hover-rise を記述すればOK。

HTMLはこちら。画像をカスタムHTMLブロックで挿入する時はこちらになります。
<a href="#" class="hover-rise">
<img src="example.jpg" alt="サンプル画像">
</a>
<a>
タグで画像を包むことで、リンクとしても使えますし、マウス検出がしやすくなります。hover-rise
は任意のクラス名ですので、好みで変えてください。
✨ 動作イメージ
.hover-rise
にホバーすると、translateY(-8px)
で 8px 上に移動。box-shadow
を加えて奥行きを表現。- さらに内側の画像自体にも
scale(1.03)
を適用し、少し拡大 ⇒ 浮き上がる印象。
📚 応用カスタマイズ例
項目 | 内容 |
---|---|
アニメーション速度 | 0.3s → 0.2s (速め) / 0.4s (ゆったり) |
浮かせる距離 | translateY(-8px) → -5px (控えめ) / -12px (強め) |
拡大率 | scale(1.03) → 1.05 (大きく) / 1.02 (微小) |
シャドウ | rgba(0,0,0,0.15) → rgba(0,0,0,0.25) (濃い影) |
🎯 実装のヒント
<img>
にborder-radius: 8px;
を追加すれば、角丸&浮き演出の相性バツグンです。- レスポンシブ対応には、
.hover-rise img { width: 100%; }
の設定があると便利。 box-shadow
を.hover-rise
ではなく.hover-rise img
にかけてもOKです。使いたい範囲に応じて調整を。